お返事 

今日の深夜に管理人直通のメッセージをいただきました。どなたかは存じ上げませんが、ありがとうございます。
その中で問いかけをいただいたのですが、あいにくご連絡先なども分かりませんので、どうやってお答えしてよいやら、迷いました。お答えしないのは不義理になりますので、この場にてお答えをさせていただきます。

「桂花さんはこのお仕事が好きですか?」

こういう質問をされたことはないですし、あまり考えたこともないのでよく分からないですが、結論的には好きだと思います。
まず、私は好きでないことをするのが好きではありません。むしろ耐えられないと言ってもいいかもしれません。そんな私が塾講師という今の仕事を始めて4年半余りが経ちました。これだけ続けられているということが、この仕事を好きだという他ならない証拠です。また、昨年の秋から日曜日にも通常の授業があり、週7の勤務がずっと続いており、まともに休みが取れるのは正月・GW・お盆だけといった状態ですが、こんな状態でも何とか切れずに続けていられるのも、この仕事が好きだからでしょう。決定的に体調を崩すことなく、授業に穴を空けずにいられるのも、それが生徒のためになると思っているからです。
正直言って、この仕事は私の天職だと思うくらい、この仕事は大好きです。

ただ、それなりの手当が保証されていて、しかも私の好きなようにやらせてくれている間は大好きな仕事なのですが、それに付随するもろもろの足かせなどはこの上なく嫌いです。この仕事をしている上での私の判断基準はただ一つ、「それが生徒の成長に繋がるのか」ということです。多少広くしたのは、成績が上がるかということももちろん大切ですが、生徒を人間的に成長させることを最終目標としているからです。縁あって私という人間と毎週顔を突きあわせることになった訳ですから、それを通してなにがしかの成長をしてほしいと思うのです。
どうも最近こういう面で、塾の方向性と私の考え方が食い違う場面が多くなっています。上意下達的というか、マニュアル的なことは基本的に何もかも嫌いなのです。全国チェーンの塾である以上仕方のないことだとは分かりますが、だからといって納得のできることではありません。そういう意味では今の仕事場は(校舎にもよりますが)好きではないと言うことはできます。

それでも今の仕事を続けているのは、仕事を変えるほどの気力も時間もないということもありますが、何よりも今担当している生徒たちがかわいいからです。この子たちが卒業するまではきちんと面倒を見てあげたいと思うからです。そのためならば生徒の自習に付き合うことも厭いませんし、自分の成長のため・生徒に勧めたりあげたりするための参考書の購入も厭いません。もともと参考書が好きだということもありますが、昨年は1年間で15万円を超え、ちょっとびっくりでした。経費で落ちるとはいえ、結局自腹を切っているには違いなく、やはりこの仕事が好きなのでしょう。

最後に、この仕事の先輩として一つアドバイスをさせて下さい。
私の理想とする講師像があります。 y=x のグラフを漸近線として、左下から曲線が近づいていく様子を思い描いて下さい。これが右の方に伸びていく様子において、直線が講師で、曲線が生徒です。自分が伸びることで生徒をより高いところまで伸ばすことができる、そんな講師が私の理想です。人は「他人の憧れに憧れる」ということがあるそうです。私たち講師が日頃の勉強を怠らず、生徒には「勉強っておもしろいよなぁ」というオーラを出しまくりましょう。そんな講師になれたら素敵だと思いませんか?

またメッセージなどいただければ光栄に思います。