超然主義 

高校生を見ていて思うことですが、学校の課題や成績に振り回され過ぎです。
私の高校時代の話ですが、1年の最初の段階でどうも高校生活のペースになじめず、出遅れました。このままではやばいと思いいろいろ考えたのですが、たどりついた結論は「とりあえず学校は無視しよう」ということでした。出遅れた状態で、学校から与えられる課題を普通にこなしていても、それ以前の段階でつまずいている訳ですから、立ち直りのきっかけがつかめないと思うのです。その点うちの高校は放任主義というか、好きにやらせてくれる高校だったのが幸いしました。結局そのまま学校の授業は気にしない状態を貫き、定期テストなどもテスト範囲すら知らずに受けていたものです。授業も聞かず、テスト範囲も知らずということですから、英語や国語で私だけ初めて読む文章が出題される訳です。テストの50分間だけは真剣に取り組むようにしていましたが、これが笑っちゃうくらいできないのです。まぁ定期テストというのは授業をちゃんと聞いていたかどうかのテストですから、仕方ないのですが。ちゃんと自分で計画を立てて勉強はしましたので力はついていたようで、2年の途中からは定期テストでは50人のクラスで48番あたり、実力テストでは530人の学年で20番台という不思議な位置に定着をしたものです。
これを真似しろとは言えませんが、あまり学校に振り回されるのもどうかと思う訳です。
高3にもなって、定期テストの多少の成績を気にしているのはどうなんですか。そんなことより、もっと広い視野に立って、自分にとって必要な勉強を見極め、しっかり計画を立ててそれを着実に実行していくことが必要なのです。そうしないと、受験という場で必要な力が付かないですから。

そういう自分を高めていく勉強のアドバイスを求めてもらえると、塾の講師としてはやりがいがあるのですが、なかなかそこまで超然主義を取れる生徒もいないようです。