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2005年5月号 短23金子義隆氏作 


作者は盤面の駒数は気にされるのですが、持駒の数は気にされない作風です。私も持駒の数は気にしないのですが、解答者には気にされる方もおられて、こればかりは人それぞれですね。本作は軽快な打ち捨てものです。

誤0 無11 A28 B12 C0 平均2.70

38香、同馬、46金、同と、48桂、同馬、39香、同馬、47銀打、同と、38香、同馬、48桂、同と、37香、同玉、73角、36玉、46角成まで19手。

○○包○-同じ様な図になるのに…これしか捕まらないのかな。
○○健○-8連続の捨駒、感激して採点はB。
印○○-☆14手目まで玉方は馬ととしか動かない。繊細な駒繰りを楽しむ。
太○○○-☆ダイヤル式の金庫を開けているみたいだった。
○賀○○-詰上り象形ですか。馬の守備も力付く、捨駒が生きる面白い作。
柿○○○-オール捨駒で手順も良いが、持駒と不動駒が多いのが気になる。
○坂○-角打非限定はやや減点の感あり。しかし、どの手にも味があり十分楽しめる。特に、9手目47銀は絶妙手。
○○○○得-☆手間隙掛けて39へと馬を引き込むとは面白い。好作。
○○武○-☆寸分のゆるみのない連続捨て、ポイントは銀打ちのタイミングと場所、好作です。
斎○○○-主役は“馬、と、桂、香”。
○○司-今回の配置のように何となく打って行ったら詰んでしまった。
○保○○-☆パズル的な趣向を解くのは楽しい。
○○卓○-一度解けても、順序を忘れてしまう手順。旨いものです。
○○静○-同○、八回。持駒の多さが気にならない。
○鬼○-☆強力な馬とと金の防備を崩す、派手な捨駒の緻密な作品。
○○賢○-持駒の多さにウンザリしても捨てまくりなら小気味好し。
○骨○-持駒は多いものの駒の打ち回しがパズル的で楽しい作。
○杏○-昔の上田氏作の捨駒連発局を思い出した。
○○忍-馬とと金、守備駒2枚を操る手順に酔わされた。
○○和○-持駒の多さに辟易するが、勇を鼓して取り組んでみれば、実に楽しい作品。入念に細工をして73角を決め手にする。
○○登-小技がすごい。

☆評にもありますが、まさに一度解けても答を忘れてしまうタイプの作品で、一つ一つの捨駒の意味を確認することが肝要になります。本作は見た目ほど変化・紛れは厄介でなく、思いの外すっきりとできていることに感心させられますね。

気前いい捨駒ですね! → banner_04.gif

☆ブログ事故の復元ですので、いただいたコメントも復元しておきます。

たらぱぱさん:
はじめてコメントさせて貰います。
3手目の局面から、肌理細かい打ち捨てで、角打ちを作るために46金を消去する手順の妙、素晴らしい作品です。
そうした意味では、初手は省いても良さそうですが、味の良い手だけに難しいところかとも思います。

ただひとつ、この作品で「角打非限定はやや減点」の評が出るとは、信じられないことでした(^^;)

桂花:
コメントありがとうございます。

この内容をこれだけの盤面でまとめてしまうのがこの作者の素晴らしいところですね。
こういう打ち捨てモノに対して持駒が多いとか、収束の以遠打の角打の非限定が気になるとか、解答者の思うところは人それぞれにせよ、難癖を付けているように思えると言ったら言いすぎでしょうか。

たらぱぱさん:
個人的感想ですが、ほぼ難癖(^^;)

もちろんどういった判断も、その方の自由な価値観なのですが、持ち駒の多いのは本局においては「その種の作品」としか言えませんし、この角打非限定を減点扱いしては、詰将棋を歪んだ眼で見かねない気がしました。

ところで取捨が気にかかった初手、実はもっと気になったのが、なぜ39馬でなく28馬配置なのか?でした。
39馬配置で28香なら、金の原形消去といったストーリー的に文句なし、更に(ついでですが)対象形でもある。
余詰でもあるのかな?と思い、それなら省くのも一案と考えましたが、39馬でもどうやら成立。

気になってご本人に問いかけたところ、想像通りの答でした(^^)
形の広がりがおさえられることと、初手の「一手の味」。
自分なら文句なしに39馬、「一手の味」より「眼目のストーリー」なのですが、金子さんらしいといえば、金子さんらしい感性でした。

桂花:
これだけ丁寧に鑑賞してもらえると、作者としても本望なのでしょうね。そういう場・きっかけを提供できたことを嬉しく思い、これからも短評公開を続けていく元気をいただいたような気がします。
これからもよろしくお願いいたします。

金子義隆さん:
盛り上がってる
いつのまにか、盛り上がってますね。(^^;
角打は93から打つようにもできたのですが、形が不安定になるので。
でも、いろいろな感じ方があっても良いと思います。
タラパパさんの39馬も一案だと思いますが、コンパクトな構図の方がいいかなと。二段曲詰かと期待される恐れもありそうで。
あ、そうそう。桂花さんのブログにリンクを張らせていただきました。

桂花:
コメント及びリンクをいただきありがとうございます。早速こちらからもリンクさせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。
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