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2000年下半期作品一覧 

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20060223120030.gif2000年7月号 短1詰棋迷人氏作

半期のスタート作品はやはり気を遣うもので、すっきりした初形の爽やかな手順が望まれます。本作はちょっと駒数が多いものの、実戦形から気分の良い手順が楽しめると思います。

誤3 無5 A41 B33 C0 平均2.55

20060223121215.gif2000年7月号 短2大和敏雄氏作

大和さんといえば枕詞は「絶好調」です。かつては大道棋を得意とされていたそうですが、私の知る範囲では、短編~中編ならなんでもこなすオールラウンドプレイヤーという印象です。

誤5 無0 A33 B44 C0 平均2.42

20060223122852.gif2000年7月号 短3長谷興民氏作

大阪の大ベテランで指す方の強豪でもあられる作者で、全体に独特の力強さを感じさせる作品という印象があります。本作はこのぱらっとした初形ながら、誤解者20名の大波乱となりました。

誤20 無13 A22 B25 C2 平均2.40

20060223124512.gif2000年7月号 短4新井直之氏作

あまりにも美しい実戦形に惚れ惚れします。美しすぎる実戦形で飛躍した手は望めないとしたものですが、本作は手順の方も見所多く、一筋縄ではいかないかもしれません。

誤6 無14 A37 B24 C1 平均2.58

20060223125911.gif2000年7月号 短5谷川浩司氏作

今もトップで活躍される谷川先生ですが、コンスタントに投稿いただけるのには頭が下がります。本作は大変自然な実戦形で、手順の方も都合が良すぎるくらいよくできており、将来の図式百番に選ばれる作品だと思います。

誤4 無4 A57 B17 C0 平均2.77

20060226193626.gif2000年8月号 短6千々岩倫太郎氏作

46角が間接的に攻方王を睨んでいますので、この利きをいかにして無効化するのかがカギになります。なんともユーモラスな初形ですね。

誤2 無1 A21 B56 C3 平均2.22

20060228122110.gif2000年8月号 短7きしはじめ氏作

角の王手に捨合というのはよくある筋ですが、本作はその中に些かの新味があります。この筋の決定版といっても過言ではないまとまりだと思うのですが、いかがでしょうか。

誤6 無1 A53 B22 C2 平均2.66

20060228125506.gif2000年8月号 短8山田修司氏作

この作者名でいきなりの打歩詰局面と来ては、いやが上にも期待が高まります。かなり凝った内容なのですが、それでいてこの初形で収めてしまうのは、さすがの匠の技を感じさせられます。

誤17 無9 A37 B22 C0 平均2.62

20060228130851.gif2000年8月号 短9中村雅哉氏作

最近の短コンでの作者の活躍ぶりには目を見張るものがあります。本作は短大ですので中編ですが、何とも妙な手順が妙な味を出しています。

誤7 無30 A35 B13 C0 平均2.72

20060228132003.gif2000年8月号 短10金子義隆氏作

ダンディな作者は、打歩詰絡みの構想作を得意とされているようです。確か入選作の半分くらいが短大掲載とのことですが、信用できる作者ですので、こちらとしてもありがたいところです。なお本作には余詰があります。

誤25 無41 A16 B4 C0 平均2.80

20060305114141.gif2000年9月号 短11及川拓馬氏作

現在奨励会三段で活躍される作者ですが、掲載時は確かまだ2級くらいだったでしょうか。当時は12歳か13歳くらいのはずで、短大史上最年少の入選になるかもしれません。内容は軽いですが、軽い形に見合う内容できっちりまとまっていると思います。

誤3 無0 A17 B45 C2 平均2.23

20060305121116.gif2000年9月号 短12松本均氏作

宙ぶらりんな初形で、茫洋とした変化を読むのが大変かもしれません。詰上りの方もいろいろ見立てられる、味のある形といえましょうか。

誤10 無17 A27 B14 C0 平均2.65

20060305123954.gif2000年9月号 短13新ヶ江幸弘氏作

いつもながら安定感のある曲詰で、安心して選題できる作者です。本作は合駒もなくちょっと古風な感じですが、ちょっと詰上りの予想がしにくいといえるかもしれません。

誤3 無11 A29 B25 C1 平均2.50

20060305142042.gif2000年9月号 短14橋本守正氏作

名古屋の大ベテランの作者は、香龍会などでお会いする機会の多い詰キストです。最近はあっちゃんとメル友(謎)らしく、詰将棋を楽しんでおられるようです。本作は玉移動型の古風な曲詰です。

誤6 無21 A21 B19 C1 平均2.48

20060305145155.gif2000年9月号 短15安達康二氏作

作者は曲詰の名手で、安心して選題できるありがたい方です。このころだんごが流行っていたこともあり、ある程度詰上りの予想は付きそうなものですが、何の形なのか当てた解答者はお一人だけでした。

誤5 無12 A33 B18 C1 平均2.61

20060312103417.gif2000年10月号 短16金子義隆氏作

作者には珍しいほど軽い初形の軽い作品です。ただ攻め駒に粘り気が足りないので、うっかりす攻めるとのらりくらりと逃げられそうです。さすがに何を創らせてもうまいということでしょうか。

誤1 無4 A16 B45 C3 平均2.20

20060312104829.gif2000年10月号 短17中出慶一氏作

非常にすっきりした斜め線対称の初形で、持駒に飛・香があるので玉のある2筋と2段目に駒がないのも好印象です。合駒をちょっとだけ読まないといけないですが、後半の既成手筋へのつなぎがさすがにうまいなぁという印象です。

誤2 無1 A16 B45 C5 平均2.16

20060312110205.gif2000年10月号 短18武井尉一氏作

おなじみの珍形さんですが、本作は無仕掛のカギ形とでもいいましょうか。持駒ががちがちで、飛車が2枚あるので例の手筋が見えますが、こんな持駒で詰将棋らしい手順にしてしまうのには感心させられます。

誤2 無5 A31 B28 C2 平均2.47

20060312112221.gif2000年10月号 短19濱田博氏作

広大な飛角図式、4枚の飛角が平行四辺形を作っていて美しい初形だと思います。ここから思わぬ趣向手順が始まるのですが、何とも妙な味のある作品です。

誤12 無12 A28 B13 C3 平均2.56

20060312113745.gif2000年10月号 短20塚本惠一氏作

この上なく美しい実戦形で、持駒はやや多いものの2種類だけなのでそれほど気にはならないと思います。手順もなかなかのもので、色紙なんかにさらさらっと書くのに最適な作品といえましょうか。

誤11 無11 A23 B15 C4 平均2.45

20060312121433.gif2000年11月号 短21金子清志氏作

すっきり爽やかな初形、それでいてちょっと考えさる作品で、期末に限らず理想的な客寄せといえます。双玉的な味はあまりないですが、うまい王の配置だと感心します。

誤2 無0 A28 B25 C2 平均2.47

20060312123036.gif2000年11月号 短22新ヶ江幸弘氏作

このころ作者には曲詰4作を投稿いただき、順次採用させていただいたのですが、その中でもトップの作品だと思います。曲詰とはかくあるべしというべき名作です。

誤6 無19 A25 B7 C0 平均2.78

20060312123954.gif2000年11月号 短23濱田博氏作

名作「撲滅作戦」を彷彿させる持駒で、難解さは相当のものです。ただ後半にいろいろと乱れがあり、根本的に改作をお願いするべきだったのかもしれません。素材的なキズという感もあり、これはこれでできているのかもしれませんが。

誤6 無20 A15 B12 C4 平均2.35

20060312124939.gif2000年11月号 短24高木道雄氏作

見ての通りの裸玉で、私が解答者でも解きたくないなと思ってしまいます。最近では岡村孝雄さんが裸玉の名作を創られており、今や本作くらいキズが多いとちょっと評価できない時代になりましたね。

誤12 無33 A6 B5 C1 平均2.41

20060312125612.gif2000年11月号 短25伊田勇一氏作

本作の投稿用紙を見た瞬間の衝撃は今でも忘れられません。白熱した手順で、すごい迫力に圧倒されたものです。評点では短22にわずかに及びませんでしたが、なるべく初めての人に半期賞は差し上げたいという面もあり、半期賞授賞作です。

誤6 無16 A26 B9 C0 平均2.74

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