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2001年8月号 短8伊藤和雄氏作 


この月は実戦形の作品を集めたのですが、ちょっとこれは実戦形というには無理があったかもしれません。左美濃っぽいのですが、11桂というのはどうにも実戦形にはそぐわない感じですね。手順の方はきびきびした好手順といえましょう。

誤6 無16 A13 B31 C2 平均2.23

13角、同香、22銀、同玉、34桂、12玉、24桂、同歩、22桂成、同玉、14桂、同香、12角成、同玉、13銀、21玉、41飛成、同銀、22金まで19手。

○○顕○-☆22飛合の検討に時間を食う。
○利○○-作意は程なく見えたが、2手目の合駒に悩まされた。この変化はプラスかどうか難しい所。
○○桂○-捨てて捨てての清涼詰で、すっきりさわやか。
○○健○-暑さに耐えて22合駒を考える。飛合が煩わしい。担当を恨む。
○賀○○-2手目飛合の変化が難しかった。スッキリ収束までまとまっている。
柿○○○-☆12角成から13銀が作品を引き締めている。
糟○○○-2手目の変化がすごい。久しぶりに興奮した。
○登○-難しすぎて、よく解らない。
金○○○-2手目の割り切り方が大変でした。
鎌○○○-とりあえず詰ませたという解答。変化が読み切れない。
○○生○-2手目22合の変化が実に詰めづらい。
○○基-2手目の変化が嫌すぎて…。
○○武○-三桂有って詰まぬ事無し、玉の牙城を崩す華麗なる桂捨ては素晴らしい。
○○徹-☆作意はこれに違いない。なら2手目22合は41飛成で詰むのだろう。
○○○衛-13角に22合の変化が紛らわしいだけ。
柴○○○-三桂あって詰まざるは無し、巧妙。
○○○僧-☆好手順で解後感よし。
○○凱○-2手目に22飛合とすると31手詰で駒余りとなるが、これに苦労した。
○○耕○○-13角はマニアなら一見でしょう(とかいって13角・22銀合で結構読まされましたが)、24桂~22桂成~14桂はなかなかのセンスと思いました。
○鬼○-☆素直な作意順に比べ、2手目飛合の変化は小骨がありました。
○○辰○-これって本当に詰むの?それらしき手順を書きます。
○○旅○-合駒が気になる。
那○○-2手目22合の変化は実に難解。
○村○○-☆初手の変化さえ読み切れば、あとは簡単でした。しかしこの初手は強烈ですね。
○○剣○-☆特に読んでいません、勘です。
原○○○-2手目の変化飛ばしました。ごめんなさい。
○骨○-2手目の変化別詰に陥るとサー大変!。はじめ12歩じゃないかと思ったりもした。
○○晃○-桂馬を打っては捨てての繰り返しで深く考えなくても詰んだ。
○○登-飛車が主役。

☆2手目22飛合等の変化が相当に難解で、それに対するコメントをしてしまう気持ちも分かるのですが、その後の捨駒連発からの清涼詰を見てほしいと思うのです。駒余らずの変同はよく見落とす担当ですが、変長等はさすがに大丈夫だと思いますので、そのあたりご配慮いただければ幸いです。2手目の変化にばかり目が行ってしまうような創り方をしたのが失敗だともいえるのですが、同手数駒余りとはいえ割り切れている以上は、仕方ないのではないでしょうか。変化が難しいと文句を言われてもどうしようもないところかと思います。

☆以下、本作には関係ないことですが。
☆以前は変同の駒余らずは絶対的な減価事項だと思っていたのですが、最近になってちょっと考え方が変わってきました。そもそも変同がダメなのは、解答を作意の特定ができないからですよね。それは分かるのですが、明らかに片方は作意じゃないな、っていう変同ってあるじゃないですか。そういうのにまで目くじら立てることはないんじゃないかと思うのです。現状の大勢としては変同はダメなのでしょうが、変同の指摘をしてくる解答者でも、こちらが作意だなっていうのは分かっていることが多いと思います。ならばそれでいいじゃないか、と思っちゃうんですよね。また、作者が意図的に作った変同、いわばセカンド作意的なものについても、これを評価減とする必要はないですよね。1作で2度楽しめてむしろお得です。
☆解答者が変同を嫌う理由として、どちらかに優位順があったときには誤解になってしまうということがあります。解けているのにその上でさらに優位な順を探すのは確かに面白くないですからね。そういう意味で評価減するのは仕方ない面もあるのでしょうが、まぁその辺はおおらかに楽しみましょうよ。別に間違えたところでどうってことはないんですから。

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