2004年3月号 短12平井孝雄氏作 


何といっても斜めに並んだ香車が美しい初形ですね。ただ持駒が銀ばかりの入玉形ですので、のらりくらりと逃げられてしまいそうですので、2枚の飛車をうまくリンクさせての攻めが必要なようです。

誤18 無9 A19 B11 C0 平均2.63

49銀、同玉、39飛打、48玉、49銀、59玉、48銀、同玉、59銀、同香成、38飛上、49玉、67角、58成香、39飛、48玉、59銀、同成香、38飛上まで19手。

○○顕○−2手目3分の1!
○○包○−初手38飛と思い19手で非限定あり再考、59で逃げられていた。
○原○−出だしの変化が難しい。
○○○宣−2手目37玉の変化がシチョウもどき。
○○健○−これは簡単と取り組む。ドッコイ、変化もあって、意外と苦戦。
○賀○○−形ちだけではなく手順も見るべき所有り、バランスの取れた作。
柿○○○−初形、持駒の趣向楽しい作。
○○恒○−☆楽しみが湧いてきそうな形。緻密な手順に脱帽。
○○龍○−☆雁行する香の配置が食欲をそそる。
○坂○−59歩がじゃま駒でした。
○○○○得−飛車の動きが面白く、合駒、駒取りがないのが不思議。
○○武○−守りの四香に攻めの四銀、先ずは初形が魅力、途中香と銀の二枚ずつの交換トレード、変化の時にだけ動く角の存在感等これまた好作です。
○○徹−なぜか3手は29飛にひかれ苦戦。
斎○○○−初形、手順共、新鮮。
○○司−デパートに出した方がウケたかも。
柴○○○−初形珍なり。玉は意外と狭いので考え易かった。
○保○○−迷ったときに、59歩の必要性を考えてみると、もしかして…となる。
○○卓○−初手はそう難しい手ではない。58成香がおもしろい。
○○静○−上に追うのかと思ったが予想が外れた。
○○等−斜め一線の香、銀四枚の銀、楽しい手順。
○鬼○−☆生飛車の為、妙に詰め難い感じで、手順が良く形も面白く好局。
○沢○○−初手が決まるまで一苦労。これも紛れが豊富。
西○○−楽しめる。
○○賢○−小駒は捨て、飛角による逆発想の詰上りが新鮮に映る。
原○○○−香の堅守をかいくぐっての趣向はお見事。
○骨○−☆手順も視覚的にも楽しい楽しい作。
○○忍−☆67角に移動合のまとめが上手い。2手目59玉の変化が難しかった。
○○卓○−☆生の大駒と銀の攻め手が続くと不思議な感触。
○○和○−奇抜な初形に解図欲が湧く。67角をいかに実現させるかが問題。2手目59玉の変化では玉を上辺に逐ってゆくのだが、どうしても下辺で仕留めようとするので気付きにくい。
○○登−初形と四銀の趣向作。

☆初手の49銀が決め手に近く、37飛が取れないと分かれば網が絞れます。誤解者は14手の合駒を58金として39飛、48玉、57銀以下詰ませたものですが、これは同角と取って駒余りになります。成香の移動合はいかにも頼りなく、簡単に詰んでしまいそうで見えにくいかもしれませんね。あとどうでもいいことですが、作者のお名前を変換しようとしたら、「開いた顔」となってびっくりしました。

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